横浜の仲介業者は多すぎる?

手数料値引きの会社が多いのはなぜ?

 

近年、不動産業界では仲介手数料を値引きする会社が増えています。購入手数料ゼロ!と言う会社はチラホラあったんですが最近は、大手仲介業者も結構値引きしているようです。

 

今や、3%+6万円の仲介手数料を支払うのは不動産買取業者位かも知れません。しかも、売却顧客からの仲介手数料を20万円位しかもらわない不動産業者も横浜市内に出てきたらしいです。

 

5000万円の土地を売ると通常156万円の仲介手数料がかかるところが、20万円位でいいって言うんです。本当ですかね?136万円も値引きして大丈夫なんでしょうか?問題がないなら当然、その会社に頼みますよ。136万円は大きいですよ。

 

 

手数料収入が8分の1?

 

不動産業界では、仲介手数料=売上になり、その売上金額が毎月の給与や、ボーナスに反映されるんです。契約しても、本来の売上の8分の1では、営業はやる気が出ないんじゃない?給与が低い割に忙しすぎて、仕事を覚えた社員は辞めちゃうんじゃないでしょうか? 心配になります。

しかし、この手数料20万円が数年後、当たり前になったとしたら、不動産屋は今の8分の1位に減るんでしょうね。

AI(人工知能)や、ロボットが業界の大半を占めるようになってしまうのでしょうか?

 

 

 

横浜の不動産業者が多すぎる。という現実

 

手数料値引きの業者が多いのは、「そうしないと、お客さんが来ないから。」ですね。 

横浜では、少なくなったお客さんを取り合っている状態なんです。

 

横浜より南の人口減少地域の大手不動産仲介業者は、これから店舗を減らすんじゃないでしょうか。

業界は違いますが、ハンバーガーや牛丼チェーンも、値下げ競争の末生き残ったのは、店舗数を縮小した企業でしたから。

まさに、サバイバルです。

 

うちの会社は、手数料は10%割引です。年間の契約件数は少ないですが、時間をかけても必ず契約になっています。時間をかけて、なるべく条件のいい買主を探しているんです。手数料をもっと安くしてくれ!なんて言われたことないです。「ちゃんと、儲けてね」ってよく言われますから、やりがいがあります。義理と人情は大事ですねぇ。