健康寿命に着目

 

昨年、友人の母親が他界し教会式の葬儀に出席させていただきました。

 

まだ70歳台で、がんで亡くなられたのですが、本人は亡くなる前に財産の分配や、葬儀方法などの全てを長男に伝えていたのです。

 

遺言書を作ったかどうかは解りませんが、

 

葬儀の最後に、長男はこう言いました。

 

1.とにかく、笑って見送って欲しい。

 

2.地元の教会で葬儀を行う事。

 

3.遺産は、こうやって分けるように。

 

等、全て生前に本人の希望を聞かされていたので、本当に助かった。

 

この葬儀も、すべて母の希望通りにしただけです。きっと母も喜んでくれていると思います。

 

と、笑顔で言っていました。

 

 

すごくいい葬儀でしたよ。

 

 

やはり、終活は大事ですね。

 

 

見事な往生です。

 

身体は病に侵されていても、脳が大丈夫なら亡くなる前に、子や孫、親族、友人と話も出来ます。

 

 

 

さて、神奈川県の2018年度健康寿命は、男性71歳、女性74歳です。

 

健康なうちに財産をどうするか?

 

絶対決めておいた方が良いです。

 

 

 

 相続人である子同士の仲が悪く、自分が死んだ後、相続人間で裁判沙汰になるのが解っているのなら、先に贈与するか、どこかに寄付するか、すればいいんです。

そうすれば、相続人間で裁判になる事はありません。

 

お前たちが相続で争わないように、全部使うから安心しろ!

相続財産は全部寄付するから、安心しろ!

 

と、言ってあげたらどうでしょう。

子供たちも、少しは目が覚めるんじゃないでしょうか。

 

相続財産なんて残さずに、健康なうちに本人や大事な人たちの為に【使ってしまう】のが一番いい事です。

 

 

ここ数年、弁護士は相続紛争で大忙しのようですが、親が自分の意思で、財産の分け方を決めておけば遺族間の醜い紛争にならずに済むはずです。

 

 

 

 

老後の資金はいくら必要か?

 

 

健康寿命が71~74歳ですから、100歳前後まで健康でいれる可能性は低いです。

【老後の生活にあと2000万必要】なんて話が出てますが、国民全員が100歳まで健康で生きる事はないでしょう。だから2000万の貯蓄が無くても大丈夫だと思います。

 

 

 

年金が無くなっても、楽しく余生を送れる世の中になって欲しいですね。

 

今まで頑張って働き、年金もちゃんと収めてきたのなら、楽しい老後が待っていて欲しいものです。

 

 

仮に、今2000万の準備が出来ていても、20年後には

 

あと5000万無いとダメ!

 

なんてことになってるかも知れません。

 

 

 

結局、今できる事をやるしかないですね。

 

お金がないなら

 

もぅ、自給自足するしかないですね。

 

 

 

それはそれで、毎日キャンプみたいで結構面白いかも知れません。

 

実際、結婚して、家族が出来て、子供を大学まで行かせて家を買ったりしたら貯金なんてできませんよね。

そして、現在は働き方改革により、残業も出来ませんから、収入は減る一方です。そして、年金は当てにできない?

子供を産んで育てるのは当たり前?

 

なんか、矛盾しすぎです。

 

親から数千万の相続があればいいですが、ほとんどの人はないですよね。

 

まあ、資産がたっぷりある偉い人たちが、法律やら税金やらを決めているんだから、こうなりますよね。

 

 

資産がありすぎて困っている。

 

現金がありすぎて困っている。

 

相続対策を常に考えている。

 

という人はほんのわずかです。

 

 

将来に不安がある場合は、頭をフル回転させて、いい方法を自分で考え、実行して成果を出すしかありません。

 

資産が無い、少なくて心配な私達一般庶民の武器は

【知識と行動力】です。

 

実年齢は関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

働き方改革により、企業の人員は削減される?

 

コンビニエンスストアのアルバイトを掛け持ちしたり、複数の仕事や、副業を行っている人も私の周囲では増えてきています。

 

1つの仕事で、秀でるか。

 

多くの仕事を掛け持つか。

 

この2つのどちらかが出来るようにならないと、これからはいい暮らしは出来なくなると思います。

 

働き方改革により、1つの会社でたっぷりと稼ぐことはもう出来なくなっています。

とにかく企業は、「働くな。早く帰れ。残業するな」という社員を監視する事に傾注しています。

 

言い方を変えれば、「そんな仕事は機械がやるから、早く辞めてくれ」という事なんでしょう。

 

 

確かに、社員を雇用する経営側から見れば、機械の方が正確だし速いので断然機械が良いんです。

 

不動産業界でもそうですが、どこの会社も優秀な社員ばかりでは無いのが実情です。

 

実際、AIが物件を検索し、購入希望者に物件情報を伝えるというシステムも既にあります。

 

以下のような社員さんには、早く辞めてもらいたいと経営陣は思っているはずです。

1日も早く、自分がやりたい事を見つけて有意義な人生を送って欲しいですが、多分ぎりぎりまで寄生し続けるんでしょうね。

 

1.働いているふりをして、簡単な仕事に時間をかける。

 

2.わざと残業や休日出勤をして、給与を上げる。

 

3.ほとんど仕事をせず、愚痴ばかり言う。

 

4.労働基準局に訴えて、残業代を請求する。

 

5.仕事が出来ないのに何故か会社を仕切っている。

 

会社を辞めても寝たきりや認知症でない限り、まだまだ出来る事はあると思いますよ!

 

とにかく何かをしましょう。始めましょう。