隣地と揉めてる不動産でも売れるんでしょうか?
うーん 売れますが、程度によりますね~。
なんとも歯切れの悪い回答です。
簡単に言うと、裁判沙汰の場合は、それが解決するまでは売れません。
※激安でも処分したい。
場合は事故物件買取専門業者に売る事になります。
【すぐに売却可能なケース】
越境や、賃借人の賃料不払い程度であれば現状
での売却は可能です。
売る前に、越境について隣地と話し合いを行い、
合意書(将来的には越境を解消する約束)
を交わします。
また、賃料滞納者には【督促状】を出し、話し合い
をします。
この程度の事なら、仲介する不動産屋だけで出来る
仕事です。
【すぐには売れないケース】
境界などで揉めていて、弁護士同士でも決着がつか
ないような場合。
この状態では、不動産屋の出番はありません。
買い手が付いても売れないんですから。
事故物件の場合
事故物件(孤独死、自殺、殺人等)でも売れるのが
不動産です。
しかし、程度により売れる価格は安くなります。
不動産業者の中には、事故物件の扱いに慣れている
専門業者もおります。
孤独死や自然死の場合は相場の2,3割安くなる
程度で売れますが事件、自殺の場合はさらに安く
ないと売れません。
一戸建てやマンションで、自殺、殺人などがあると
銀行は融資を渋ります。
「事故物件融資お断り」という銀行もあるんです。
融資が出ない物件は、現金で買える人や企業にしか
売れなくなるので安く売るしかなくなってしまうの
です。
【事故物件を賃貸に出す場合】
賃借人にどういう事故・事件があったかを
伝えなくてはいけません。
当然、相場より安く貸す事になります。
しかも、ずーっとついて回ります。
10年経ったからもう言わなくていいでしょ?
なんてことは無いんです。
まあ、最近は
「安ければ、事故物件でも気にしない」
という借主さんが増えていると聞きます
ので、借り手がいないという事はないです。
いきなり弁護士ではなく、不動産屋に相談がいい!
【弁護士に相談は、最終手段】
トラブっている不動産を売る、若しくは貸す場合、
誰に相談するか?
まずは、頼りになる不動産屋に相談です。
そのトラブルはあなたが思っているほど大事では
ない場合もあります。
相手と話が出来る状態のうちに、不動産屋に相談して
みてください。
話さえできなくなってしまったら、弁護士に頼むこと
になりますが、まずは相談してみてください。
自分では気が付かないいい解決方法があるかも
知れません。
※未来堂のHP記事に移動します。
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