横浜では、意外と和室に人気が出てきたみたい!

マンションの和室は人気が無い?

 

 

最近の新築マンションには、和室がほとんどありません。

元々マンションには窓も少なく、縁側もないので、無理があったのかも知れませんね。

 

築年数の古いマンションをリフォームする時も、和室を洋室にする事が多いです。マンション買取業者も、買取ったマンションに和室がある場合は、洋室に変更するケースが多いんです。その方が売りやすいんですよね。

 

業者が買取ったマンションで、和室を洋室にせず、そのまま和室として販売した場合は、中々売れない場合が多いです。現在の新築マンションは、和室が無いので、和室があると購入者も違和感があるんでしょう。

 

マンションの和室は広くても6帖です。それも、板の間や、床の間なんてありませんし、掘りごたつなんて当然ありません。よく見ると、洋室を和室にしているような感じなんです。その為、和室を洋室に変更し、床をフローリングに替えてもしっくりくるんです。

 

 

和室は、最近若者が注目しているらしい!

 

 

和室の場合、壁や天井、戸襖等があるので、本来は洋室より高額な物なんです。

 

国内旅行に行くと、すごくいい感じの和室に通される事がありますよね。これ、最近の若い世代に人気があるらしいんです。しかし、そういう良い和室は、大体8帖以上の広さがあるんです。広い和室でゴロゴロするのって良いですよね。床が板張りだと冷たいし、ほこりも気になりますが、畳だと、冷たくないし、やわらかく何かホッとするんでしょうね。縁側や広縁も味がありますよね。

 

縁側の定義は「外部でも内部でないあいまいな空間」らしいんです。

 

 

東京オリンピックが開催される新国立競技場も、和を取り入れた外観です。外壁には杉、構造材には唐松を使っているらしいです。どちらも日本国産の木材です。

 

歴史は繰り返す。ってよく聞きますが、確かに鉄筋コンクリートでは無く、これからは木を活かした建物が流行る時代になるかも知れませんよ。2020年には時代を象徴する新国立競技場が遂に完成するんですから。

 

私が不動産の仕事を始めたのは、昭和60年ですが、この頃は和室8帖がある新築住宅や、中古住宅がかなり人気がありました。和室の場合、6帖と8帖では雲泥の差があります。和室と言ったら8帖でしょ!という時代だったんです。和室に掘りごたつ。最高の組合せですよね。

 

 

フローリングの洋室は個性がない

 

洋室や、リビングのフローリングは、どのマンションでも代わり映えしないです。どの部屋も床が木目調で、壁、天井はクロスを貼ってあるだけですから、何か、面白みがないですよ。

 

また、最近の新築住宅は、3階建ての物件が多く、当然和室はありません。新築住宅の概念がマンションのように、便利な場所だけになっているんでしょうね。でもそういう建物も当然需要があるので、結構売れているんです。一般庶民の現在の流行は、便利な場所を自分の物にする事なんでしょう。でもなんか、潮目が変わりそうな気がします。

 

 

私も、20歳前半の同業者の娘さんに「最近若者に和室って人気があるんだよ~。みながわさん知らないでしょ。」って言われるまで、和室が若者に人気があるなんて知りませんでした。驚きです!

 

しかし、改めて考えてみると、洋室のデザインが頭打ちな今、和室の伸びしろはかなりあるように思います。少なくなるとなぜか、和室が懐かしくなりますね。

現在の若者たちが、10年後家を買う時にはもっと和室が注目されているんでしょうね。まあ、和食が世界遺産になる時代ですし、新国立競技場の完成によって、ますます和風人気は上がるでしょうね。そうなると、この先売れる不動産は・・・大きな家が建てられる広い土地。になりますね。

 

 

横浜・横須賀なら全然買えます。

 

 

都心で広い土地が安く買えるようになればいいんですが、さすがにそうはならないでしょう。

都心の人気エリアはすでに、高層マンションが立ち並んでいるので、周辺の土地価格はすでに一定の水準になっているのです。最低でも1億円の予算がなきゃ理想の家は建てられません。

 

でも、横浜市・横須賀市ならちょっとかんばれば、誰でも買えます。土地価格は場所によっては結構安くなってますし、住宅ローン金利は0.6%位です。融資の通りやすいフラット35でも1.3%位なんです。

ざっとですが、3000万借りて毎月10万円程度の返済です。

 

 

新築じゃなくても、築40年位の住宅を買ってリフォームするのもいいですね。この場合は必ず建築士の耐震診断を受けて、耐震基準を満たした建物に認定させてください。こうすると、住宅ローン控除が受けられるんです。その他色々と減税措置が受けられるんです。

 

少し費用はかかりますが、認定されれば、ある程度の地震にも耐えられますし、減税の恩恵も受けられ、建物内は新築のようになります。

 

そして、新築を建てるより1千万は安くなります。いかがですか、よかったら物件を探しますよ。

 

私は、狭い土地の3階建てより、多少不便でも広い土地の和室8帖付きの2階建てが絶対いいですね。

 

床の間や、広縁があって、庭があるなら、毎日旅館にいるみたいでいい気分なんだろうな。